最近ではオリジナルCDも手軽に作れるようになったことから、 音楽等のCDを作成したいという人が増えてきています。
しかしCD作成で気になるのが、CD-Rで作成するべきか、プレスCDで作成するべきかという点です。
少量生産の場合だと、この2つの選択肢から必ず選ぶことになるので、双方の特徴とメリットについてご紹介しましょう。
プレスCDの場合、基本的には大量生産したい場合に向いていると言えます。
アマチュアバンドのCD制作をするときなど、最初は少ロットで制作したとしても、 反響の大きさによって、あるいはバンドの知名度を上げる意味で、 プレス方式で大量生産に切り替えるのも一つの方法です。 また仮に大量生産しても、コスト的な意味では両者はそれほど違いがないというのもメリットです。
大量生産してもCD-Rと大差ない価格で作成できることなどを考えると、 プレスCDを選択することに問題はほぼないと言えるでしょう。
CD-Rは、プレスCDよりも手軽に作成できるのが最大の魅力と言えます。
プレスの場合はその作業工程を依頼して行う必要がありますが、CD-Rの場合だと自宅でも行えるので、 少量のオリジナルCDを手軽に作成したいという方にはおすすめです。
とはいえ、CD-Rはプレスよりも完成度の点ではやはり劣りますし、 大量生産してもコスト面ではプレスとあまり変わらないこと、そして音源が正確にCDに落とせる保証がありません。
もちろんCD-Rでも基本的には焼いた時にミスが発生する確率は低いのですが、 確実に焼けているとも言いきれない点があるので、 CD自体の品質や完成度、そして大量生産やバンド活動の今後を検討するのであれば、 プレスCDを選択すればまず間違いはないでしょう。
また印刷に関しては、自宅でプリントする方法やコンビニのコピー機、 コピー屋さんに依頼するなどの作成方法がありますが、 その場合、印刷だけでも手間やコストがそれなりにかかることを考えると、 ジャケットや帯などデザイン制作全般を依頼できるプレスCD制作に軍配が上がるようです。