今、平成レトロがアツい!平成レトロって何?~昭和レトロブームとの違いも解説~

2025.02.27
今、平成レトロがアツい!平成レトロって何?~昭和レトロブームとの違いも解説~

今、平成レトロがアツい!平成レトロって何?~昭和レトロブームとの違いも解説~

「平成ってつい最近じゃないの?」

「平成がレトロってどういうこと?」

昭和レトロブームに続いて、ここ最近では平成レトロがブームとなりつつあります。

この記事では平成レトロとはどんなものなのか、その人気の理由や昭和レトロとの違いなどをご紹介します。

平成レトロってどんなもの?

平成レトロとは、1980年代後半から2000年代初頭にかけての平成初期の文化に焦点を当て、当時流行したアニメ、ドラマ、音楽、ファッション、ゲームやそのキャラクターなどを再評価するものです。

平成は社会のIT化が少しづつ進み始めた時期でもあり、令和の現在からみるとスマホもなく、個人が使用する情報機器としては、ポケベルから携帯電話の時代に入ったころです。

今では見かけることも少なくなったMD(ミニディスク)プレイヤーやデジタルカメラなどは平成レトロを代表する情報機器であり、1990年代に爆発的ヒットとなった携帯育成ゲームの「たまごっち」はその後何度か新シリーズの発売からブームの収束を繰り返し、最近では2023年7月に新シリーズが発売されています。

平成レトロは、Z世代を中心とする幅広い世代に受け入れられており、単なる過去の懐かしさだけでなく、昭和レトロにはない新鮮さと洗練された感覚もあり、いわば癒しを求める現代社会に生きる人々のニーズにマッチした文化現象とも考えられます。

懐かしさを覚える対象は人によって異なり、平成後期や令和に変わる直前に流行したものであっても、主観的に懐かしいと感じれば、それはその人にとっての平成レトロとなりえます。

平成レトロブームと昭和レトロブームはどう違うの?

昭和レトロブームは、戦後の混乱期を経て日本が高度成長期に入りつつあった昭和30年代からバブル期以前の昭和50年代後半までのトレンドに注目するものでした。

これは、昭和時代を経験していない世代が自分たちが生まれる前の時代に対してノスタルジアを感じる現象であり、「新鮮さ」と古き良き時代への「憧れ」を感じるものでした。

その一方で平成レトロは、実際に幼少期に平成の時代を体験したZ世代を中心に流行し、「ああ、懐かしいね」と実際に自らの体験や思い出を振り返れる点に違いがあります。

平成レトロがブームとなった理由

平成レトロは今やZ世代だけでなく、幅広い世代から再評価されつつあります。

そこで、平成レトロがなぜ今ブームになりつつあるのか考えてみましょう。

人々が平成レトロに魅力を感じる理由としては、Z世代であれば、実際に幼少期に体験した平成時代を懐かしむことができることです。

また、Z世代より上の世代の30~40代の世代にとっては、青春時代の想い出として自分が輝いていた時代を懐かしむ事ができるからです。

平成特有の明るさや華やかさ、ポップな雰囲気に加えて、デジタル化が一気に進んでタイパ、コスパが優先される令和のトレンドとは違い、効率一辺倒ではない、良い意味でのムダを感じるデザインやあり方に、令和のトレンドにはない懐かしさや新鮮さを改めて感じられることも平成レトロがブームになりつつある大きな理由です。

レトロブームをマーケティング戦略に活かす

懐かしさや親しみやすさの感情がきっかけとなって、肯定的な感情を喚起して、実際の購買行動に結びつける手法は、レトロマーケティングとも呼ばれ、食品メーカーや玩具メーカーテーマパークなどのエンタメ業界をはじめ、飲食業界などでも取り入れられています。

例えば、レトルトカレーのベストセラーともいえる大塚食品のボンカレーのパッケージですが、下記の画像の通り、左側が現行のパッケージで、右側は1968年の発売当時の味とパッケージを再現した復刻版です。

参照:大塚食品ボンカレー公式サイト

右の発売当時の味とパッケージを再現した「元祖 ボンカレー」は平成レトロではなく、昭和レトロということになりますが、各種ECサイトの口コミでは、「懐かしい」「小さいころに母が作ってくれたカレーの味」「そうそう、これ、昔よく食べてたカレーの味」といったように、懐かしさがキーワードになっています。

高度経済成長期を経て、国民が豊かになる過程を感じられる昭和レトロと、バブル経済崩壊後の停滞期にもかかわらず、前向きに明るく我が道を行くかのように平成時代を生きたZ世代が魅力を再評価する平成レトロに共通する感覚は「懐かしさ」です。

Z世代の言葉で言うなら「エモい」がまさにこの感覚に近いといえるでしょう。

心理学の研究でも人間は懐かしさを感じることに心地よさを感じるという結果も出ています。

SNSが普及し、様々な情報が広がっては消えていく時代だからこそ、人間が本来持っている感情、懐かしさの感情を刺激すること、いわば「エモい」と感じさせることもマーケティング戦略の一つのポイントとなるでしょう。

キャンペーンや新規商品の拡販を考える際にもぜひ参考にしてみてください。

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