最近よく耳にする「ぬい活」って何?どんなことするの?
最近、SNSを中心に「ぬい活」という言葉を耳にすることが増えてきました。
でも、ぬい活って具体的にどんな活動を指しているのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか?
今回は「ぬい活」とは具体的にどんなことをするのか、「推し活」との違いや、ぬい活の一環である「ぬい撮り」の魅力と撮影のコツ、ぬい活で使えるアイテムなどをまとめてみました。
すでにぬい活を楽しんでいる方も、これからぬい活を始めたいという方も、ぜひご覧ください。
「ぬい活」って何?
「ぬい活」とは、ぬいぐるみを通じて楽しむ、さまざまな活動の総称です。
ぬいぐるみの「ぬい」と活動の「活」を組み合わせた造語で、近年SNSを中心に広がっています。
アニメや漫画、アイドルグループが好きな人の場合、自分が最も好きなキャラクターや人物=「推し」がいることが非常に多いです。
ぬい活は、その推しを模したぬいぐるみを常にそばに置くことができます。
そのため、推しをいつも身近に感じられることが魅力です。
さらに、SNS上で他の「ぬい活」愛好者とつながり、交流を深めることも楽しみのひとつと言えます。
「推し活」と「ぬい活」ってどう違うの?
推し活には、イベントやコンサートに行く、イラストを描く、動画を見る、同じ趣味の人と語り合うなど、さまざまな活動があります。
ぬい活も推し活の中に含まれるひとつのコンテンツであり、「ぬいぐるみを使って推し活を楽しむ」というものです。
そのため、ぬい活と並行して他の推し活をすることも少なくありません。
いずれも、根本には自分の好きな人物やキャラクターへの愛情を表現するということがあります。
「ぬい活」でどんなことをするの?
ぬい活は「こうしなければならない」といった決まりはありません。
楽しみ方は人それぞれで、手段ややり方も幅広いです。
こうした自由度の高さも、ぬい活が人気な理由のひとつかもしれません。
ここでは、人気の高いぬい活の方法をいくつか紹介します。
ぬい撮り
ぬい撮りはぬいぐるみを使って、さまざまなシチュエーションや背景で写真撮影をおこなう活動のことです。
ぬい活のなかでも、メジャーな楽しみ方であり、多くの人に楽しまれています。
ぬい撮りの魅力は、自分の好きなぬいぐるみと一緒に過ごす時間を記録に残せることや、ぬいぐるみと一緒に旅行した思い出を記録できることにあります。
撮影場所やポーズ、背景の選び方など、自分のセンスや創造力を活かして自由に楽しめる点も魅力です。
撮影した写真は、SNSでシェアすることによって、同じキャラクターやグループを推す仲間との交流が生まれ、ぬい撮りを通じたコミュニティが広がります。
ぬい旅
ぬい旅はぬいぐるみと一緒に旅行に出掛けることです。
主な楽しみ方としては、観光地やカフェ、美しい風景などでぬいぐるみと一緒に写真を撮り、その記録をSNSでシェアすること。
ぬいぐるみを旅のパートナーとして扱い、旅先での特別な瞬間をぬいぐるみと一緒に写真に納めることで、旅の思い出が一層深まります。
また、ぬい旅では、推しに関連する旅行先(聖地)に行くことも多いです。
アニメや漫画で見た飲食店、推しのアイドルいきつけのお店などへ、ぬいぐるみと一緒に訪れることで、特別感を演出できます。
さらに、他の旅行者や地元の人々との会話が弾み、思わぬ出会いや交流が生まれることもありますよ。
ぬいのカスタム
お気に入りのぬいをカスタムして楽しむ方も多いです。
特に、ぬいにさまざまな服を着させる簡単なカスタムは、誰でも気軽に行えるぬい活といえます。
例えば、コンサートの衣装だったり、動物のきぐるみだったり。洋服はさまざまです。
ぬい用のお洋服はぬいと一緒に売られていることが多いですが、100円ショップなどで購入したり、自分自身で縫製したりする方もいらっしゃいます。
ぬいのカスタムをすることで、自分だけの特別なぬいを作り上げることが可能です。
ぬい撮りの上手な撮影のポイント
「SNSで映えるぬい写真を撮りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ぬい撮りの上手な撮影のコツをご紹介します。
ぬい撮りをより一層楽しむために、以下のポイントに注意して撮影してみてくださいね。
1. 背景を工夫する
ぬい撮りでは、ぬいぐるみを際立たせるため、背景を工夫することが重要です。
例えば、自然の中で撮影したり、背景に余計なものが映りこまないようにしたりすることで、ぬいぐるみがより生き生きと見える写真が撮れます。
2. 自然光を利用する
照明は写真の雰囲気を大きく左右します。
自然光を利用することで、ぬいぐるみの質感や表情がよりリアルに表現できます。
特に、柔らかい日差しが入る朝の時間帯は、ぬい撮りに最適です。
また、均一に光が当たる明るい場所を選ぶと、影が強く出ずに、綺麗な写真が撮れます。
3. アングルと構図に注意する
ぬいぐるみの魅力を引き出すためには、アングルと構図にも気を付けると良いでしょう。
低い位置にカメラを置き、見上げるアングルで撮影すると、ぬいぐるみが大きく見え、より存在感が増します。
また、背景のバランスやぬいぐるみの位置も考慮して構図を決めることで、より魅力的な写真に仕上げることができます。
4. 小物やプロップスを活用する
ぬい撮りには、小物やプロップス(小道具)を活用することで、ストーリー性のある写真を撮影できます。
例えば、ぬいぐるみのサイズに合った食品サンプルや、季節に合わせた花などを使うと、ぬいぐるみがより魅力的に見えるだけでなく、写真全体の雰囲気が洗練されたものになります。
「ぬい活」で使うアイテムはどんなものがあるの?
推しのぬいぐるみ以外に、様々なアイテムを使用することで、よりぬい活を楽しむことができます。
・ぬいポーチ
まず、おすすめしたいのが、ぬいぐるみを持ち運ぶための「ぬいポーチ」。
大切な推しのぬいぐるみだからこそ、汚したり傷つけたりせずに、安心して持ち運びたいですよね。
ぬい活用に作られているぬいポーチは、サイズ感などもバッチリ。
さらに片面がクリアになっているものが多いので、ポーチに入れながらにして、推しを見ることができます。
・撮影用の小物
撮影のコツでも紹介しましたが、撮影用の小物を揃えるのもおすすめです。
ミニチュアのアイテムは100円ショップなどでも手に入るので、撮りたいシチュエーションに合わせて、アイテムを購入するのもおすすめです。
・カメラや三脚などの撮影機材
気軽にぬい活を楽しむ場合、スマートフォンのカメラで撮影するのも問題ありません。
ぬい活と同時に写真も楽しみたいという方は、本格的なカメラを購入するのも良いでしょう。
非常に綺麗に写真が撮れるだけでなく、自分の味を出した写真が撮影できますよ。
また、ぬいと一緒に写真を撮りたい場合は、折り畳み式の小さい三脚などを持つのも良いですね。
まとめ
推しのぬいぐるみと一緒に過ごすことで、より推しを身近に感じられるぬい活。
最近はぬい活がブームになっていることもあり、公式がぬいを販売することも増えてきました。
ぬいぐるみひとつで無限の楽しみ方ができるぬい活。
ぬい活に興味はあるけれど、始めるきっかけがなかったという方も、ぜひこの機会にぬい活を始めてみてはいかがでしょうか。