Threadsってなに?X(Twitter)との違いは?

2023.08.27
Threadsってなに?X(Twitter)との違いは?

Threadsってなに?X(Twitter)との違いは?

2023年7月5日(米国時間)FacebookやInstagramを運営するMeta社はテキスト共有アプリのthreads(スレッズ)をリリースしました。

ここでは注目を集めるthreads(スレッズ)とは何なのか、従来からあるX(Twitter)との違いや、企業アカウントでの活用法などを解説していきます。

Threadsとは

threadsとはMeta社のInstagramチームが開発したテキストベースの共有アプリです。

2023年の7月5日のサービス開始よりわずか5日でユーザー数は1億人を超え、今もユーザー数は増え続けています。

画像や動画投稿に特化したInstagramと比べて、threadsはテキストでのやりとりが中心となっており、X(Twitter)とよく似たシンプルなデザインが使いやすいと支持されています。

threadsの特徴

threadsと同じような短文共有のSNSとしてはX(twitter)があり、実際にthreadsのデザインはXによく似ていますが、Xとは異なる部分もあります。

threadsの特徴をXやInstagramとの違いを交えながら見ていきましょう。

文字数は500文字まで投稿可能

threadsとX(Twitter)の最大の違いは投稿可能な文字数です。

Xは文字数は140文字までですが、threadsは最大で500文字まで投稿可能です。

Xでは1投稿で文字数がオーバーしてしまう場合、再投稿するケースも多いようですが、threadsなら投稿可能な文字数は3.5倍のボリュームがありますので、伝えたいことを1回の投稿でまとめられます。

画像は10枚まで投稿可能

Xでは画像は4枚まで投稿可能ですが、threadsなら10枚まで投稿できます。

動画は5分まで可能ですが、Xでは動画は140秒までとなります。

また、静止画像と動画の組み合わせた投稿も可能です。

いいね・コメント返信・シェア機能も搭載

threadsでも投稿に対してはXやInstagramと同じように「いいね」やコメントに対する返信機能であるリプライ、リツイートなどのシェア機能が搭載されています。

コメントや投稿に対する返信をreply(リプライ)と呼ぶのは、Xでもthreadsでも同じですが、Xのリツイートはthreadsではrepost(再投稿)と呼びます。

スレッドにコメントを添えて再投稿する機能は「quote(引用)」ですが、Xでは引用リツイートと呼ばれる機能です。

Xとほぼ同じ機能ですが、今後threads独自の機能が追加されるかもしれませんね。

URL記載でリンク誘導が可能

Instagramの投稿ではURLを記載しても直リンクとなりませんが、threadsでは、URLを記載すると直リンクとなり、リンク先へ誘導が可能です。

ただし、Instagramではストーリーズとプロフィール面では直リンク設置は可能です。

ハッシュタグ機能はなし

X(Twitter)やInstagramの便利な機能でもあるハッシュタグ機能は、threadsには現時点では搭載されていません。

♯のハッシュマークを検索したいキーワードの前に付けることで、キーワードに関連した投稿を検索することができる機能なので、自分の投稿がどんなキーワードに関連するかをリサーチすることもできます。

また、多くの人が自分の投稿に関連したキーワードでハッシュタグ検索をすれば、インプレッションも稼げることにもなります。

ハッシュタグ機能については、近い将来threadsにも搭載されると予想されています。

フォローしているユーザー以外の投稿も表示される

threadsでは、Xとは違ってInstagramアカウントの情報も考慮して、フォローしている人以外の関連しているユーザーの投稿も表示されます。

Xでは「おすすめタブ」と「フォロー中タブ」を切り替えることで、フォロー外のタイムラインを表示しないようにできますが、threadsではフォローしていない人の投稿も表示されるので、使い始めたばかりの方には戸惑う方もいるでしょう。

煩わしいと感じるならば、「非表示」や「ミュート」機能を使うことで表示しないようにすることは可能です。

DM(ダイレクトメッセージ)機能はない

XやInstagramにはフォローしているアカウントと非公開の会話ができるDM(ダイレクトメッセージ)機能がありますが、threadsにはDM機能は現状では搭載されていません。

SNSで投稿にコメントする際には、他のユーザーも目にする公開の場でのやり取りが基本です。

しかし、DM機能を使えば、自分と相手以外の人には内容を知られることはありません。

Threadsでも将来的には、DM機能は搭載されると予想されますが、リリースからまだ間もない2023年8月時点では、まずはオープンな場でのコミュニケーションを楽しんでもらうことを念頭に置いていると考えられます。

企業アカウントでのthreadsの活用方法

Threadsを企業アカウントで運用し、ビジネスを加速させるという視点から、どのような活用方法があるかを事例を交えてご紹介します。

ユニクロ

ユニクロは今や日本発の世界的なアパレルブランド。

フォロワーもすでに7.5万人獲得しており、キャンペーンやセール情報だけでなく、定番アイテムを組み合わせた着回しコーデの提案など、お役立ち情報がタイムリーに更新されています。

画像や動画も随所に取り入れつつ、ユニクロ版のファッション誌のようなイメージで運用されており、読み物としても楽しめるとことがフォロワー獲得につながっています。

美的

美容雑誌「美的」の公式Threadsです。

美的本誌の編集者がコスメや美容関連情報を毎日お届けしており、素肌と心、体の美しさにこだわる20代~30代女性に支持されています。

フォロワー数もすでに3.6万人を超えており、フォロワーから寄せられたコメントや「いいね」にも積極的にリプライされていることも支持されている理由の一つです。

潜在層への認知拡大と需要創出の手段としての利用がおすすめ

ThreadsもX(Twitter)と同様、SNSの一媒体ですから、ここで直接商品やサービスを販売しようとするのには向きません。

SNSは、ニーズの顕在化しているユーザーが集まる場ではなく、潜在ニーズがあるかもしれない多数のユーザーにアプローチできる点が最大のメリットです。

ニーズが顕在化していないユーザーに商品やサービスのセールスをしても逃げられるだけです。

したがって、Threadsでは潜在顧客への自社ブランド、商品、サービスの認知拡大、需要創出のためのツールとして利用することをおすすめします。

また、フォローしていないおすすめ投稿もタイムライン上に表示されるので、企業アカウントでThreadsを運用するなら、ターゲットユーザーに響くキーワードを意識的に含めた会話量を増やすこともポイントになります。

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